ついに移民という単語が明示的に 

人口問題は取返しようがないため、2050年には人口8000万人といわれている推計は
ほぼ避けようがない。
(国立社会保障・人口問題研究所の1億人ぐらいという試算もあるが)

労働力人口となってくると今でさえ人口の半分ぐらいになるのに、更に減少する。
GDPが全てではないが、生産力が3分の2になった日本はどうなるのだろうか。

そんな背景もあり、国内で足りない部分は、海外から補うという発想がある。世界中に人間がいないわけではないのだから。

兼ねてから官庁内では検討が進んでいることは、時折耳にしていた。
が、この問題は非常に難しく、移民開始=日本人失業者の増加!?とも連想されるため、
政治家的にはなかなか明示的に切り出しにくいテーマ。

高度人材の受け入れとか、研修制度とか、いろいろなオブラートに包んで試す、、というような感じだった。
が、以下の記事を見ると、いよいよ国としても真っ向勝負の議論になってくるような気配がする。

国は制度を作るが、実際に日々共に生活をするのは皆に影響することになる。
Arouse Japanはそこに貢献できる活動にした。(だからこの名前にしたんだが..)





http://www.nikkeibp.co.jp/news/biz08q2/575417/
*** 日経NB Online記事より ***
自民党「移民1000万人受け入れ」の実現性
日本語の壁、少ない職場・・・課題は山積み。
2008年6月19日 9時9分
自民党の外国人材交流推進議員連盟が、6月12日、人口減少問題の解決策として、今後50年間で1000万人の移民を受け入れる提言を総会でまとめた。外国人材交流推進議員連盟は中川秀直・元幹事長を会長とし、自民党の国会議員約80人で構成する。移民受け入れのために、外国人政策を一元化する「移民庁」の設置、永住許可要件の大幅な緩和政策などを盛り込んでおり、今後、自民党内で論議が始まる。

では移民政策によって、自民党の目論見どおりに、労働力が増えて経済が活性化するか――。ここで、大きな問題が横たわる。日本企業では、外国人が日本人と同じように働く環境が整っていない。移民を「受け入れ」と簡単にいうが、受け入れるには、日本に住み続ける外国人が生きがいを持って、快適に暮らせる仕組み作りが欠かせない。

では、経済活動に関わる就職という点に絞ってみるとどうだろうか。外国人が生きがいをもって働ける場所の提供がカギとなる。

地方在住の外国人に注目のワケ
そんな中で、6月14日、東京国際フォーラム(東京都千代田区)で、外国人を対象とした日本企業の合同就職説明会が開催された。そこからは外国人が日本で働くための現状と課題が見えてくる。

ここに参加した企業は、旭化成や伊藤忠商事、スクウェア・エニックス、大和証券SMBC、トーマツコンサルティング、豊田自動織機、パソナ、三菱商事、三菱重工業などの大手がずらりと並ぶ。「ゲームを日本発のグローバル産業に育てていきたい。そのためには、グローバル人材が欠かせない」。スクウェア・エニックスの宮脇彰英コーポレート・エグゼクティブ人事担当は、参加を決めた理由を話す。

日本での移民の問題 

IMDの調査レポートなども見るが、移民は必然だと思っている。
ので、この意見には非常に賛成。

一方で、当然ながら制度的な問題も必要だろうし(主に官僚側)、
選挙権はどうするのか、国籍はいずれに本籍になる前提なのかといった政治的な議論も必要だろう。
そして何より、1人1人の日本人が、「○○人は日本のやり方を分かってくれる、合わせてられるから一緒に働ける」「△△の国の人は、どうも理解できないから一緒には仕事できない、生活できない」といった瑣末な議論を超えて、
文化も歴史も考え方も根本的に違う人々と、自分たちのそれがどうなのかをちゃんと伝えられた上で、
合う合わないじゃなくて”違いを理解しあう”ことで、共同したり協働したりできるようにならなければいけないのだと思う。

そこにArouse Japanが貢献したい。

http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=78213&servcode=300

*****記事原文*****
「このままだと日本は沈没」…奥田碩元経団連会長が警告

「このままだと日本は沈没する」。日本で‘財界の総理’と呼ばれる奥田碩前経団連会長が苦言を呈した。 外からみると好調に見える日本経済だが、国家レベルでは体質改善が全く行われていないというのが奥田氏の診断だ。

奥田氏は日経ビジネス誌とのインタビューで、「沈没」という極端な単語を何度も使った。 「日本はアジアの盟主になる力量も品格もない」という言葉も述べた。 何が奥田氏に強い危機感を感じさせているのか。 大きく3つある。

奥田氏はまず外国人勤労者を積極的に受け入れない日本政府の近視眼的な思考を叱責した。 奥田氏は「人口の減少を高齢者や女性、情報技術(IT)の力で埋めたり、あるいは200万人にのぼるフリーターを活用すればよいという一部の主張は馬鹿げた話」と一蹴した。 優秀で多様な価値観を持つ外国人の力を積極的に借りなければ日本の競争力を維持するのは難しい、という主張だ。 奥田氏は「政府が将来必要な人口や年齢構造などに関する深層分析を行わずに少子化対策にお金を注ぎ込んでいるのは‘山に向けて大砲を撃つようなもの’だ」と批判した。

2つ目は自他が公認する日本の‘品質’が崩れているというのが奥田氏の指摘だ。 トヨタ相談役の奥田氏は「日本自動車の品質が全般的に落ちているのは事実」と認めた。 その原因の一つに「誤った電子商取引」を挙げた。 製造業の場合、納品業者に足を運び、作業の雰囲気も見ながら現場を点検しなければならないが、最近はインターネットなどを通じて簡単に購買するため「品質検証」が十分に行われていないということだ。

最後に奥田氏は医療費負担の増加など企業の社会保障費用増加を指摘し、「このままだと日本国内の多国籍企業はすべて日本から出ていくだろう」と憂慮を表した。 「会社も社則を10年に一度、状況に合わせて改める。 そうしない会社が沈没するように、変化できない日本は沈没するしかない」というのが奥田氏の結論であると同時に警告だ。

Arouse Japanに託す思い 

活動の意味合いとして、”真の交流機会の増大”がゴールだと思ってる。

飲み会しました、友達います、をもう1歩踏み込んで、

・いろいろな背景の下、互いに考え方が異なっていることを知っている上で、

・(どっちが合わせる・合わせたでなく)異なる人々とどう協同・共同・協働していくのか

を体感できるような活動を日本人学生、外国人留学生との間で多く興すことで、

外国人留学生にも、”日本に来た”感が増大するような深い体験になるし、

主にこういうことが苦手な日本人に、国際交流とは何なのかを体得できた人が

増えることが追求したい。



留学生10万人構想という国を挙げての推進の下、現在15万人超の

留学生がいるのに、

・日本人はあまり自分から話しかけないから、留学生も同じ母国出身同士で
 集まってしまう

・すぐそばに外国人はたくさんいるのに、海外に留学しないと国際人に
 なれないと思っちゃう日本人

・結果的に一部の国際交流サークルの人たちが頑張ってやっている

ところを草の根的に変えていきたい。

そんな思いを込めた活動の運営者ブログです。






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